ごはんとみそしるの日記

日々のあれこれ

最後の大会 感謝をこめて

 昨日、高3の息子の最後の背番号をユニフォームに縫い付けた。小3から始めた少年野球。中学校ではリトルシニアで、高校では念願の高校野球に打ち込み、そして明日から始まる夏の大会を最後に引退することになる。

 背番号の数字に一喜一憂していた時もあった。けれど、引退を前に、不思議なくらいそこは気にならなくなった。チームの中にしっかりした居場所があり、役割があり、やりがいがあり、繋がりがある。そんな息子の姿を試合で見られることが、本当に嬉しいし楽しい。誇らしい気持ちになる。

 

 9年以上も次男の野球の応援をしてきた。長男の分もいれたら15年になる。いろんなことがあって、時には野球の勝敗以外のことにまで心をかき乱される生活だった。けれど、振り返ると何て愛しい時間だったのかと思う。我が家の子育てを支えてくれたのは、野球だったのかもしれない。

 

 決して名門チームでトップを目指したわけではない。大人の強い導きがあったわけでもない。他のチームの監督に「草野球チーム」と揶揄されたことさえある泥臭いチームで、最後の大会に挑む。だけど、なんだかワクワクする。それがとても誇らしいと思う。

 同じチームの応援団として一丸となって、同じように長い時間かけて我が子を見守ってきた人たちと一緒に、「がんばれ!!」と精一杯応援をしよう。