ごはんとみそしるの日記

日々のあれこれ

十勝初めての冬

 昨日、日曜日の朝、いつものように野球の練習に向かうため、車に乗り込もうと次男と一緒に外に出た。

「今日は暖かいねー。」と次男。ホントだねーと応じて車に乗り込み、車内の外気温表示を見ると、マイナス6度だった😅二人で、身体の感覚が「十勝化」してるね、と笑った。

 初めての十勝の冬。激寒のこの地で起こることは、この歳にして「生まれて初めて」なことが盛りだくさんだった。
 
 ある日、車のなかを拭き掃除しようと固く絞った雑巾で拭き始めると、雑巾はみるみるうちに固くなり、拭いたところは汚れがついていく。汚れはなにかと目を凝らすと、それは水分が瞬時に凍った霜だった。濡れタオルを振り回すと固まるのは知っていたのに💦つい、これまでの習慣を何気なくやっては、ハッと「だよね💧」と再認識させられる…そんなことの繰り返しだった。

 フロントガラスの霜取りも、霜のこびりつき度は半端なかった。今までの霜取りとは次元が違う。

 その分、雪が少ないのは快適だった。今年は記録的な少雪とのことで、地元の人は「今年は特別」と口を揃えているので、それは肝に命じておこうと思っているが、霜をとるのに時間はかかるものの、車の上の雪下ろしは「ご挨拶程度」。さらに、雪かきは、豪雪地帯をも渡り歩いた私にとっては「夢のよう」な楽さだった。一度に数時間を1日に数回…という雪かきが冬の習慣だった身には、「今年の冬は時間があるなぁ。」と感じるのも納得。

しかも少雪のお陰で、幹線道路はほぼ雪がなく、スタッドレスタイヤがもったいないと感じるほど乾いているのが常だった。
そして、十勝の冬は十勝晴れ☀️寒いけれども晴れ渡る(晴れているからこそ寒いのか?)景色のなか、まっすぐのどこまでも続く道を車で快適に走っていると、都会の神経をすり減らす雪道運転のコツを忘れてしまうのではないかと少々心配になるほどだ。

 経験するまでは、ただただ恐れおののいていた「十勝の冬」は、確かに強烈ではあったけど「あれッ?」と感じるほど良いことも新鮮な発見も多かった。

「今年は特別だよー。」と周りにたしなめられているが、次の冬はもう少し肩の力を抜いて、十勝の冬の楽しさを味わってみたいなと感じている。
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⬆️真冬の庭  キタキツネの足跡が…
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⬆️現在の庭。もうこんなに雪がない🙆