ごはんとみそしるの日記

日々のあれこれ

大雪の功名

今年の積雪は凄まじく、例年の3倍とのこと。家の周りも今まで見たことがないような風景が広がっている。

毎朝、カーテンから外を覗いて、積雪を確認するのが日課になった。「また今日も雪かきか…」と朝からの孤独な肉体労働に「ハァッ(´ヘ`;)」とブルーになってしまう。

しかし…である。
最初はウンザリ気分一本だったこの大雪騒動から、ここにきてちょっといいことが生まれてきた。

ひとつはダイエット効果❗増加一辺倒だった体重曲線が、ここ一ヶ月微減傾向にあるのである。雪かきのあと、汗だくになった洋服を着替え、体重計にのるときの気分は、正直ちょっとときめいている。

モチロン、同時進行している「キュウリダイエット」や、ゆるーくやり始めた「タバタトレーニング(モドキ)」、長く続いていた「便秘の解消(失礼💦)」も影響しているかもしれないので、雪かきだけのおかげではないかもしれないけれど…。(いや、もしかしたら「微減」も気のせい😅❔)

ふたつめは、ご近所のみなさんとの会話が増えたこと。最初は「また降りましたね💦」などというグチの応酬だった。それが、大雪の中協力して道路の雪かきなどしているうちに、「同士」のような感覚が生まれ、同じ時間帯に雪かきをするときなど、冗談を言い合う雰囲気になっていった。孤独な雪かきのイメージは、どんどん変わっていった。

そして、ここへ来て、現実的な収穫も生まれた😅

あまりの雪の多さに、各家庭で除雪した雪を置く場所がなくなってきていた。雪をよけたくても、よける場所がない。

幸い我が家は、駐車スペースの奥が4~5メートルくらいの崖になっていて、そこにスノーダンプで雪を落とすことができる。今ではその崖も埋まり、駐車スペースの高さまで除雪した雪が届いている。しかし、崖の向こうはずっと笹やぶなので、そこにさらに雪を捨て、今や我が家の土地はどんどん崖の上に広がっていっているのだ。除雪容量は無限大である。
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ご近所の雪の置き場に困っている人に、「どうぞどうぞ」と崖からの除雪をおすすめすると、とても喜ばれた。我が家としては、通路となる駐車スペースの車をよけておくくらいのことなので、たいしたことではないのだが、なんやかやと気を遣って下さる。

出汁昆布二袋、マス1尾、長芋1本

次々に届けて下さり、ありがたくいただいた。

大雪の威力はまだ衰えることはなく、我が家の土地は、春まで限定でさらに広がり続けている。本来なら足で立つことのない位置に立って、浮島に立っているような、ちょっと不思議な気分を味わえる。
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(↑ ここは普段は崖の外のエリア)

そこにご近所の皆さんがスノーダンプに雪をのせて集まってくる。そこでかわす会話。昔の銭湯みたいだな、と愉快な気持ちになる。

大雪の功名は、けっこうご機嫌なものになってきた。