趣味の「ステンドグラス」。楽しくてつい時間を忘れて入り込んでしまう。美的センスは幼い頃から皆無と自覚しているが、それでも創作意欲は沸き上がり、あれやこれやと作ってしまう。
人生の後半にいい趣味ができたと喜んではいるが、しかしながら…作っているときはとても楽しいのに、出来上がりはいつも「イマイチ」💦これを私はずっとセンスのなさと不器用さのせいにしてきた。
ところが…
今までステンドグラスは、数年前に教えてもらったことを元に自己流でやってきたのだが、10月から自治体主催の教室に通うようになった。
そこでステンドグラスに取り組む先輩の姿勢に、私の作品の「イマイチ」の理由を教えられた。
ガラスをカットし、型通りに削っていく作業は、何度も何度も確認を繰り返しながら行う、とても繊細な作業である。それをしながらその方は呟いた。
「これが大変なんだけど、ここで手を抜くと、このたった0.1ミリのズレが後から取り返しのつかないことになって、出来上がりに大きな差が出てしまうのよね。」
ドカーン💥
私は、先輩がこの作業に費やす労力を、ザックリ五分の一程度でさっさと切り上げてしまっていた。作業が単調で、先に進まないことに耐えられないからだ。この0.1ミリにこだわれないことが、「イマイチ」の原因。それは、言い逃れができない納得の指摘(されたわけではないけど😅)だった。
楽しくて、早く先に進みたくて、私はつい「このくらいでいっか🙆」と、面倒なことを回避してしまう。そして、後から何とかしようと思っても取り返しがつかなくなり、結果「イマイチ」となるのだ。
これは、ステンドグラスに限らない。
めんどくさがり
私自身が強く自覚している欠点である。
生活のあらゆるところで、この欠点が私を落ち込ませる。何とかしたいと思うのだが、自分の行動や思考に染み付いている。無自覚でめんどくさがり、無自覚で手を抜いている。そして、「イマイチ」に一直線…。
これじゃあダメだなぁ、と改めて思った。
先日の次男の学級通信に、クラス全員の個人の目標が書かれていた。我が次男の目標は
「めんどくさいと言わない」
あぁ、キミは間違いなく私の子なのね💧すでにそれが自分に災いをもたらすことを知っているのだ。
老後の楽しみなどと、あぐらをかいていてはいけない!せめて自分の好きなことくらい、めんどくさがりを克服しなくては!0.1ミリにこだわり、出来上がりを心から受け入れられるようになるのだ!
お母ちゃんも頑張るから、次男よ、キミもガンバってね。