ごはんとみそしるの日記

日々のあれこれ

雪かき「5センチ」の作法

 昨日からこの地域にしては結構の大雪が降り、1日3回、雪かきにおわれた。運動不足解消&ダイエットと前向きにとらえようとしているが、これだけ降ると1回の雪かきが一時間では終わらない。予定は狂うしその都度汗だくになって着替えをすることになるし、身体がへとへとで他のことへの意欲が吸いとられる。

 ヤレヤレ…とソファーに座り込みながら、転勤で豪雪地帯に住んだときに教えてもらった「雪かきの作法」を思い出した。

(雪の降らない地域の方にはピンとこない話かもしれないが…😅)

雪かきの作法
「となりの家との境目は5センチはみ出して雪をかく」

雪かきをするとき、隣の家との境目はとても気を遣う。雪かきは境目がハッキリしてしまうので、「ここまでです!」と嫌味になりそうだし、なんとなく親切心も働いて、私は毎朝、お隣の分も調子にのって雪をかいてしまっていた。

でも、日を過ごすうちに「やってあげている」という私の意識も「またやってくれちゃってる」という隣人の意識も、結構双方にストレスを生むことに気がついた。

 それを口にしたときに地域のおばさまに教えられた「5センチ」の作法は、とてもしっくり心に入ってきた。なんでも自分のペースで相手に気持ちを押しつける未熟者の私に、とてもわかりやすくほどよいおつきあいの極意を伝えて下さった。また、自分の中に「基準」を作ることで、「これでどう思われてもやむなし」という覚悟も自然とつけることができたように思う。
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「5センチ」は雪かき以外にも応用可能。その後ずいぶんお世話になっている。

追伸
お隣とのおつきあいのあり方によっては、5センチが5メートルでもOKなんでしょうね😉雪かきで貢献されている方もそれによってとても助けられている方もたくさんいらっしゃるので、別の視点でのお話です🙇