ごはんとみそしるの日記

日々のあれこれ

私は私

「生きていれば誰もが1度や2度は死にたくなったことくらいあるだろう。」

 何度も耳にするセリフで、突き詰めずに「慣用句」のように扱っていたが、ふと自分にしっかり当てはめて考えてみた。

 すると…思い当たらない。私は「死んでしまいたい。」と思ったことは、多分ない。

 それは、わぁ、私って幸せ🙌という心境ではなく、人として未熟でアマちゃんで、人生を浅くユルく生きていることを象徴しているようで、面目ない…と言う気持ちになった。

 大きな山もなければ深い谷に落ちたこともない、平凡な人生ということか。それとも感性が鈍いということ?(うん、それはあるかも。)

 こんな状況だったら死にたくなったかもしれない、ということを想像してみる。もちろん、そんな経験はしてないから、その点では幸せなのかもしれない。

 「死ぬのかもしれない。」と思いながら過ごしていた時期がある。生まれたばかりの子どもを残して。その時は逆に生きていたくて苦しかった。

 子どもに大きな病気が見つかったときは、自分が死んで代わってあげられるなら…と真剣に願っていた。

 理不尽で納得できず、怒りを溜めていた時期も何度かある。しかしそれは、「時間薬」が解決してくれた。

 そう。時間薬には、ずいぶんお世話になっている。

 自分の信念にそってぶつかって挑んで、深く傷つくような生き方だったら、死にたくなったりしたかもしれない。

でも、今から死にたくなるような生き方を目指すというのも…ねぇ。縮こまった生き方だけれども、私は私なのだ。

色んな反省はあるが、「今」を精一杯生きていくこと、これまでよりちょっぴりでも勇気を持って、素直に、ていねいに考えたり動いたりしてみること、それしかないではないの。

私は私

*自分自身の振り返りです。
不快な思いをした方がいませんように。