先日のこと。
次男が
「今、技術でペン立てを作ってて、今日釘うちをしたんだけどさぁ。難しくて、一時間に四本しか釘打てなかった~💦」
と、話しかけてきた。
「先生に、『センス無さすぎ』って言われたさ😜」と、それもたいして気にもしていない様子。私も、手先の不器用さは私の血だろうと自覚⁉️しているので、ある意味「期待通り」。ワッハッハと笑って応じた。
さらに思い出すのは長男の小中学校での作品の数々。首から手が出る人物像、指が縫い目に入り込むクッション、不安定さを感じさせる木工作品。長男も間違いなく私の血を引いている。
ところが、そんな長男から電話で報告を受けた。大学のサークルでアクシデントがあり、突如学校祭の看板を作ることになって、彼がその設計、材料調達、製作を担ったというのである。「そんな大それた事を💧」と感じたが、それなりの称賛を得たらしい。
もちろん、本格的なものではないのだろうが、彼のこれまでの歴代作品を知っている私としては、これは衝撃的だった。いつの間に…と聞くと、高校生の時の演劇部での道具作りなどで、失敗を重ねながら身に付けていったらしい。
なんとかなるもんだなぁ、と嬉しくなった。当たり前のことなのだが、人間は成長していくのである。
一時間に釘4本の次男。彼の可能性も無限大である。