ごはんとみそしるの日記

日々のあれこれ

釘4本からの出発

先日のこと。
次男が
「今、技術でペン立てを作ってて、今日釘うちをしたんだけどさぁ。難しくて、一時間に四本しか釘打てなかった~💦」
と、話しかけてきた。
「先生に、『センス無さすぎ』って言われたさ😜」と、それもたいして気にもしていない様子。私も、手先の不器用さは私の血だろうと自覚⁉️しているので、ある意味「期待通り」。ワッハッハと笑って応じた。

 そもそも、私だってまだ小さかった長男の求めに応じてキリンの絵を描いた時、それを覗き込んだ義母がお茶を吹き出して笑った、というネタ話を保有している。「次男よ、やはりお前もか😁」と仲間意識を強くした。

 さらに思い出すのは長男の小中学校での作品の数々。首から手が出る人物像、指が縫い目に入り込むクッション、不安定さを感じさせる木工作品。長男も間違いなく私の血を引いている。

 ところが、そんな長男から電話で報告を受けた。大学のサークルでアクシデントがあり、突如学校祭の看板を作ることになって、彼がその設計、材料調達、製作を担ったというのである。「そんな大それた事を💧」と感じたが、それなりの称賛を得たらしい。

1zFjuFOXcJ.jpg
 もちろん、本格的なものではないのだろうが、彼のこれまでの歴代作品を知っている私としては、これは衝撃的だった。いつの間に…と聞くと、高校生の時の演劇部での道具作りなどで、失敗を重ねながら身に付けていったらしい。

 なんとかなるもんだなぁ、と嬉しくなった。当たり前のことなのだが、人間は成長していくのである。

 一時間に釘4本の次男。彼の可能性も無限大である。